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マイホームと無印の家とパッシブデザイン

こんにちは@MIKS+homeです!グリーンカーテンに植えたゴーヤが採れ過ぎて思わぬ誤算です。




今回からは私自身の家の記事を書きます。小さい家ですが私達が建てた時のように、これからマイホームをお考えの方々の参考になればと思います。家の広さは延べ床面積が31.5坪、建物の価格は1000万円台のローコスト注文住宅です。


価格が価格ですので割り切ったりコストカットは沢山あります。またこれからブログを書くにあたり、よく参考例に出す無印良品さんの家ですが影響もかなり受けてます。

大手ハウスメーカーさんですので値段を見て私たちには高いと思ったこと、また自由度に関しては各シリーズの枠からは大きく逸れることは出来ないので、結果辞めることになりました。


<マイホームのスペック>





約7.3m×7.3mの箱型の家で1畳1820mmの長さで計算すると、畳4枚×4枚の真四角の家です。なぜこの形になったかと言いますと、単純に耐震性を発揮できるカタチであり揺れに対する過重が均等に受けやすいという事と、施工面でのコストが安く済むので決めました。土地の形状もほぼ四角い土地です。



1階の構成はLDKとピアノ室があり、パーティションで空間を間仕切ったり、または1室にしたりしています。そして風呂・洗面所・トイレの水周りと玄関土間です。玄関開けると基本リビングが丸見えです。遮ることが出来ますが、基本丸見えです。




玄関ホールでさえ、広々室内と言いたいんです。階段でさえ室内であり、椅子であり飾り棚です。よって遮ってません。

でもこれが、散らかります(目につきます)が結果、片付くんです。ご来客さんの方が圧倒的にお気遣い頂くんですが、日頃から鍛えられてます。実際そういうもんです。



片付けや部屋間の移動時に圧倒的に扉の開け閉めが少ないのです。よって両手でモノ持ってドアノブ開けてとか考えている間に2〜3回往復して元の位置に戻せます。

散らかせばウチの幼児でも場所覚えているので片付けています。逆を言えば出しやすくもあるので散らかりますがまたすぐに片付きます。

そうです、お客様来られないと片付かないタチなので(笑)体型と同じく隠してしまうと無かったことにしたいのが人の心情・・・。


よくリビングに階段があるとプライバシーが・・・なんて言われますが、玄関ドア開けた段階で侵害されてます。いや、もう侵入されてます。知らない人は門前払いしましょう。お見苦しいものを見せてしまった場合は謝罪するぐらいの気持ちで生活しています。



話を戻しまして、2階の構成は10帖の子供部屋(将来的に2つに割る)と6帖の主寝室があり、それらを繋ぐロフト4帖半があります。その他にファミリークローク4帖とトイレがあり、今はこちらも1室空間です。この辺りもいつか詳しく書こうと思います。→追記仕切りなおす2階と家族収納 〜未完成がポイント〜






現在各部屋の区分も便宜上で子供部屋や主寝室等と書きましたが、現在は個々のスペースを取っておらず将来的に間仕切り、いつかはまた元に戻すかもしれません。老後は1階中心の生活になると考えています。

それってそんなに広く部屋を取ると冷暖房費どうなるの?と思われがちですが、それらを現実的なレベルにしてくれるのが気密度の高さ。

高気密住宅だと家の隙間が殆ど無く、室内の冷やした空気や温めた空気が逃げにくくなっています。ですので、気候と機密性能を上手くコントロールし、一定の温度に達すれば、無駄に開け閉めしなければエネルギーロスを抑えることができるのです。



それらに加え窓から入る熱のエネルギーを蓄えたり、遮ったりして保とうとしています。これは自然環境を見方につける設計でパッシブデザインというそうですが、興味がある方は一度調べてみてください。

実際に我が家は日照時間のシュミレーターにて、軒や庇の張り出しや窓の位置や種類を選定して貰いました。


そんな夢のような家があるか!と思いの方は温熱環境設計の得意なハウスメーカーさんのモデルハウスで体感されると良いでしょう。


無印良品さんのシリーズで言えは「縦の家」はそれらを見方につけた設計だと言えるでしょう。カッコいいですね!当時まだ出ていませんでしたが、今なら憧れの家です!


各部屋でエアコンなどを使用しても、使用しない部屋との温度差が生まれると熱は移動を始めます。だったらそれらを利用してコストダウンしてやろうというのがこの家の魂胆です。


どうせエアコンで冷やすなら、できれば家中どの部屋も均一の温度で暮らしたい。冬場も同じくヒートショックに強い家にしたい。そういう思いから、家庭内の若干の生活音は我慢し(壁で仕切ってもうるさい時はうるさいですが)引きこもることができない家になってしまいました。


どうしてこう思い切ったプランニングにしたと思われがちですが、スケルトン&インフィルの考えの元、間取りはこうあるべきだ、○DKで考えると・・・といった基準に囚われたくなかったからです。

それらを可能にするため、木造住宅ですが耐力壁を家の外周で持たせ、義務ではない構造計算を行い、室内に通し柱以外の抜けない耐震壁を無くし間取りの変更を柔軟に対応できるよう配慮しました。

また、部屋割りですが、子の成長と共に安価に間仕切り壁を設置できるよう、将来個々のスペースになるであろう部屋に建具や窓の配置、エアコンの計画は先に行いました。これはよくある計画ですね。

先ほど書いたロフト部分も主寝室側に編入するか、子供部屋の1室に編入するかは近い将来に決めようと思っています。それまではどちらの部屋からもアクセスできるように作っています。→追記>ロフトで繋がる2階の部屋〜変更後を見据えて〜



最後にひとつ高気密住宅はメリットばかりではありません。内外の空気の流れが少ないということは、換気が重要だともいえます


外出先から締め切った家に帰ると、家の中のほうが暑い時や寒い時もあります。それは、その時の外気に影響されず、同じ温度が保たれやすい性質があるからです。

ですので我が家はガスコンロを使っていますが、換気連動のレンジフードを採用しています。また卓上コンロ等を使用する場合も換気に気を使っています。

締め切った状態の部屋は空気の汚れも気づきやすいものです。こうした場合も気を配っています。かといって窓から換気しないなんてことは殆どありません。



以上が簡単な家のスペックと考えた計画の一部を書かせて頂きました。文字だけではまだまだ解らないとおもいますが、個々に手順を追って書こうと思います。

仕切りなおす2階と家族収納 〜未完成がポイント〜






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