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やっぱり注文で建てたい<選ぶこと捨てること>




やっぱり注文で家を建てたい!


私自身、中古物件からマンション、分譲住宅と色々な家を見てきて巡り巡った結果、注文住宅に辿り着きました。過去に契約印を二度も直前で辞めた経緯があります。手に入れる直前まで試行錯誤と時間を費やしたにも関わらずです。というか一旦諦めていましたがやっぱり注文住宅で家を建てたいと意を決して戻ってきました。○○の営業さんごめんなさい。

このブログはひとつの家が建築されてゆく過程ではなく、なぜ曖昧な概念ばかり書いているか?はやく写真と間取り載せて使える参考例書けよ!って思われてるかもしれませんが、ここが大切なスタート地点なんですホント。

「納得の行く家は三度建て直さないといけない」とよく言われますが、コンセプトやイメージの弱い家は三度目建てても同じだと思います。その都度ライフステージが変わるんですから。

そこで、いい家を建てるには既に居住エリア選びから始まっているはずです!一般的な悩みでは、価格がどうだろうか?広さはどうだろうか?便利な街だろうか?駅までの距離や通勤エリアとしてはどうだろうか?こどもの校区や通学エリアや距離はどうだろうか?治安はどうだろうか?環境はどうだろうか?安全な地盤だろうか?過去の自然災害はどうだろうか?地価の変動はどうなんだろうか?少子高齢化が進み、買い物や医療が徒歩圏で済むだろうか?最寄りのバスや商店などは閉鎖しないだろうか?


不安を煽ればキリが無いですが、調べて足で稼げば想定できる事は沢山あります。ましてや今はネット社会、あくまで百聞は一見にしかずですが、簡単に調べられることは沢山あります。お金には限度がありますので、そこから引き算で考えなくてはならないのですが、不満を漏らす人たちの意見に多いのは、こんなはずでは無かった、夫婦だと相手の意見が悪い、親に口出しされて仕方なかった、この部分は資金的に諦めた、若い時だけしか考えてなかった・・・etc。と、妥協点に納得していない事が問題だと思います。


注文住宅はその家族の為だけに型どられていき、その家族の為の専用の間取りが生まれるので、他の家庭にフィットする訳もありません。それを承知の上で拘りを貫き、時にはプロの提案を押しのけ、カタチにするものです。つまり、選べる自由とは完全なる自己責任である。それを数パターンの選択肢から選ぶのであればそれも一興。でもそれも選択した訳ですから、後から何を言ってもそれまでです。


実際注文住宅の選択肢は多岐にわたり、作っている本人達も希望的イメージはあれど、なかなか完成イメージは持っていませんよね。初めのうちは平気で前回打ち合わせプランがひっくり返ったりします。毎回イメージを固めて設計士やインテリアコーディネーターと打ち合わせするのですが、よい意味で期待を裏切ってくれる提案が多々あり、こういう手があったか!と唸らされたものです。営業さんが引いてくる図面は言わずもがなですが、気に入った会社の設計士の図面ですと、一概に否定するのはナンセンスです。施主の希望を変える訳には理由があるからです。向こうもうるさいなら言うとおり書くかとなりますよね。住むのは本人ですから・・・


話は戻り高くても残念な家、沢山見てきました。その度に夫婦であれは無いよねと帰り道で話し合い、お互いの描くイメージを確認したものです。これが大切な作業なんだなと思いました。なので、抽象的な言葉ばかり書いているのですが、完成に違い方々はおわかり頂けると思ってます。終わってみてもやはり、納得のゆく家になれど「家は器(Googleキャッシュ)」である事に変わりはありません。日々時間の無い中で膨大に決める自由があって、こちらの勉強が追いつかず夫婦間の話し合いですら疲弊していた時もありましたが、今思えば楽しかった作業でした。最後まで同じ意志を持って話し合い、時には喧嘩し、理解し合ってこそいい家になると確信しています。やはり見学していいと思った家は、夫婦お互いの譲れないポイントのみが主張しあっていません。統一されたその家庭のイメージが、どこにも生きています。


現在はプランニングを決定し、建築が終わり引き渡しがあり、実際の生活をして一年が過ぎました。当初描いていた実際の満足度と生活してからの誤差は7割ぐらいだと思っていましたが、それ以上の満足度があり、やっぱりこうしたら良かったと思うこと、不便だと思うことが殆どありませんでした。それは単なる強がりではなく、引いた部分に納得ができていた事が大きいと思います。コンパクトで良かったとか、シンプルにして失敗ではなかったと今は思えています。

私達は過去にあればあるだけ収納に頼る生活をしていました。引っ越ししてもまたそうしてしまいそうだったからそこに危機感を持って考えました。かといって最低限の収納イメージを理解していなければ、逆にモノは部屋中に散乱してしまいます。なので溜め込みすぎない量に工夫したつもりです。

担当の営業さんに「広げた坪単価分払ってまで、物置作りたいですか?」って言葉は今でも忘れられません。実際にプランニングしていくとそういった家庭が多いと聞きました。収納の奥に入ったものは記憶から消えるのは、何も高齢の方だけではありません。自分だってそうです。それからは、日々の掃除をせざるを得ない丁度良い収納量と、それらを楽にしてくれる生活導線には本当に気を遣いました。全てを隠してしまうとズボラになってしまうので!それもこれも以前の暮らしが不便と苦労だらけだったので今があると自負できます。なので計画中の方は、今の家の不満点を詳しくメモすることをオススメします。新しい家が広ければ解決するというのは幻想です。

次回はこの辺りの話を書きたいと思っています。(3分の1で引っ越そう)

まとめ
・間取りよりも何よりもあなたの家庭のコンセプトが大事
・家探しはエリア探し!箱と場所が家を決める!下見と地図はGoogleでもできる!
・想定できる不安要素は書き出せ!新居だけでなく今の生活改善点も大事!
・妥協するポイント本当にお互い納得できていますか?
・スッキリ生活するには例え収納が多くても解決しない!




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