注文住宅にも言える事なのですが、
土地選びの注意点や見るべきポイントを纏めたいと思います。
既に開発済みの住宅地にも適用できるルールですぜひご覧ください。
隣地との距離等のルールの無い分譲地ですと注意が必要です。
図面上は良い間取りに見えても両隣あるいは裏手との関係上が解らないと、
いくら納得のいく図面と言えど、暮らしが始まってからではもう遅い。
よくある事例で言えば、
隣と窓同士がぶつかったり、
エアコンの室外機が自宅の窓の下にあり、
実際は熱風や騒音で開けることが出来ない場合があります。
隣の家のトイレに自宅のリビングが面してしまう事例も!
こういった場合、食事時に窓を開け放つ事はできませんね。
案外、密集した住宅地の場合、
両隣や裏の家の部屋の位置関係で、
採光の為に自宅の部屋割りが大方決まってくる場合があります。
既に両隣や裏手に家が建っている場合、
どう作っているかをチェックして下さい。
せっかくの自由設計も台無しです。
これから建築中等の場合は営業マンに隣接地の状況をチェックして貰いましょう。
聞いてもらえない!あるは、同僚に聞いてくれない営業マンだと、
そこまでの会社というものです辞めましょう。
分譲地を見るポイントとして、
購入予定の土地の両隣または裏手が既に決まっておればチャンスなのですが、
そううまくはいかないものです。
自分の家が先に建つ場合は、
特に隣地とのルールが重要です。
制限が無いといえど、
これから数十年と暮らすのでしっかりと計画してください。
次に、自宅の周辺環境をよく見ておきましょう。
南側が道路に面する土地は比較的お値段も高めですが、
道を挟んで向かいの列の家の高さが高い(3階建て)と、
以外と南面の恩恵が無く暗かったりします。
この辺りは朝や夕方の日照りを見るとよく分かります。
北面が道路に面するエリアでも、
南面を広くとってリビングや庭にするという方法もあります。
土地の価格を安く抑え、家に投資できる場合がありますね。
駐車スペースが道路設置面になる旗竿の土地もプランニングが良ければ安く手に入れるチャンスです。
土地が他より安いから悪いとは言えません。
設計次第で味方にもなりますね。
人気の東南角地でも公園に接する人気の多いエリアだと、
人目が気になりシャッター閉めっぱなしになってる事もよく見かけます。
無駄に道路面に窓をとってしまう家もこのようになりますね。
もうひとつ、駐車スペースも郊外の土地では家を選ぶ必須条件となります。
道路面から少し階段で上がった面に家が建つ土地だと、
車の荷物の出し入れが面倒な場合があります。
土地スペースの関係上、コンクリートのガレージの上に玄関が来る場合もありますが、
階段等は何も年配者だけのバリアではありません。
高さによっては車種の制限もありますし、
幼い子供のいる家庭だとベビーカー等の扱いも考慮しないといけませんね。
これは一時的だとしても自転車の駐輪スペースも増えてきます。
また、車椅子などはたかだか数段でも一人で上がることできません。
長くその土地に住まわれるなら購入の際はよくよく考えましょう。
その他に見逃しがちなポイントとして、
選んだ土地の電柱の位置を気にして下さい。
駐車する際、邪魔になってませんか?
一方向からしか停める事ができませんか?
前方道路、狭くありませんか?
少し停車できるスペースがありますか?
あるのと無いのとでは利便性が変わって来ます。
また電信柱側のラインの分譲地だと、
駐車スペースに屋根がなければ鳥のフンにいつも悩まされたりします。
お向かいのラインは問題ないのに…。
せっかく一階のリビングに採光を届けるプランニングにしたのに、
駐車スペースの屋根が迫り光の入りを弱くしてしまう場合もありますね。
この辺りは出来てからでないと想像するのは難しく、
図面だけではイメージしづらいものです。
その他では、ゴミ出しのポイントが決まっており、
朝のバタバタした時に以外と遠くて、
年配になると車で出さないといけないだとか、
公園や学校の裏手では学校の音の問題や、
巻き上がる砂埃で給湯器の寿命短かったりする事も知っていれば、
より良いプランニングも可能です。
上記の情報を頭に入れて見られてはいかがでしょうか。
大規模分譲地では端と端では通勤時間も変わって来ます。
バス停も違えば、数カ所しかない車両出入口の近くと遠くでも変わりますし、
メインストリートでは朝夕の交通量も多いですね。
袋状の分譲地なのに前の道路で子供が遊べなかったり、
自宅前にちょっと車を停めるにも気を遣わないといけなかったりします。
実際は選んだ土地で自由度が上下する事がありますが、
営業マンがそこまで汲み取ってくれたり、
設計士が書き直してくれる会社は少ないと思います。
あれだけフレンドリーに接してくれたのに、
契約までに設計士と直接打ち合わせが無かったり、
ラフプランの段階で一定のプランから外れる事を否定されたり、
期日や回数を越える再設計に別途料金をかける業者等もあります。
住宅選び全てに言えることですが、
営業マンとの相性が全てを大きく左右するので、
いろんな方と接しましょう。
意外と気になった営業マンの名刺は捨てずに持っているものです。
まとめ
・新居の図面ばかりでなく隣地の関係性を知ろう
・分譲住宅はエリアが命、土地が高いからといって必ずしも良いわけではない
・家だけでなく周辺環境や生活イメージを頭にいれてみよう!生活してからの不便を払拭できる
お戻りの方もクリックで応援!お願いします!
にほんブログ村
ローコスト住宅 ブログランキングへ