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静かなる国難
やや重ためのタイトルになりましたが、過言ではなく既に事はゆっくりと進んでおります。前の選挙では年金の話で盛り上がっていましたが、有権者の大半は高齢者。シルバーデモクラシーに押され、選挙の上でタブーと言われていた年金の話が少し出たまでで、2000万という数字の出処を見れば、驚くことも無いはずです。
野党は選挙の争点としてくだらない論争をしていますが、私達に今もなお突きつけられている現実は今の年金ではなく、”超”少子高齢化。
”超”なんて言葉を付けたのは強調したいからではなく、既に高齢者である65歳以上の人口が21%を既に超えてまして、既に超高齢社会です。
このあと団塊世代の多くの方々が75歳に入る2025年問題が近く控えています。この75歳を境に医療費が増え、(多くの人々の健康寿命のターニングポイントと言われています。)そしてそのピークが訪れるのが2040年問題です。
本書の見出しにもあるように、来年である2020年の時点で女性の半数50歳を超えるそうで、2年前にこういった興味深いデータも出てきました。
公共良俗的な認識で「インスタ映え」を若者だけの特権のようにギャグとして口走ってしまうと、2年たった今は私を含めみんなのインスタ映えでございます。
何を言いたかったのかといいますと、低いと言われている合計特殊出生率は15~49歳の女性のデータで計算されておりますが、この現実とは甘めに見た試算を見ても、100万人切った2016年で1.44人となっており子育てしている実感を持ってしても、子育て世代は少ないのであります。
高齢化問題を他人事と考える爺さん政治家が3人産めば・・・なんて無知な発言がありましたが、子育て世代の私でも、今から3人育てても全然少子化に歯止めはかかりません。皆が5~6人産めば将来は少しは代わるなんて試算もあるようですが、様々な要因もありこの非現実的な数値でしょう。
そしてピークとなる2040年問題。1億人切れるかどうかになり、2065年で人口8000万人と縮小していくのですが(総務省の予想)
かつてのニュータウンの過疎化によるインフラの低下。(エリア唯一の店の撤退や交通網の縮小によるコストアップ)や、更に豪雨や台風など気象の変化による防災力の低い土地、30年ぐらい活発だろうと言われる地震・火山活動、これはこれから家を選ぶ方々には是非とも自治体のハザードマップや過去の災害を調べた上で土地選びを慎重に検討する必要があります。
河川に近いエリアでは老後の実生活に難しさはありますが、2階リビングも有力候補になりえそうですね。
天災は誰しも予測はできませんが、身を守る準備は可能です。家も選び方ひとつで有事が来てもその後が変わると思います。
集合住宅であっても古い建物は老朽化は元より、高齢化率の高いマンション等の場合予定されていた工事ですら、世代間の折り合いが付かなかったり等、トラブルの話も実際の声として聞きました。
こちらは資産としての価値や選び方の基準が全く違うので多くを書けませんが、天災と人災どちらにも目を向け、長い住宅ローンをお考えの方は是非とも慎重にと念を押して家の話は終わりたいと思います。
建てる場所を決めたら・・・
家を決めたら・・・
4年前こんまり本に影響受けた記事。
片付けたい人も今はNetflixでkonmariがおすすめ。
最後に「未来の年表」シリーズの感想ですが、筆者は単なる批判や憂いでは無く、今後のあり方を説いているのですが、移民については説いていないのでそこに日本の消滅・日本人の減少を止める鍵があると、子を持つ親として厳しい変化を捉えて教えつつ、明るい未来を信じたいと思います。
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記事にない買ったもののひとことレビューもあり!
読むより捗る