Kindleあれこれ
先日のAmazonサイバーマンデーセールでKindleのキッズモデルを購入しました。KindleはAmazonの電子書籍サービスで、紙の本より比較的低価格で書籍やマンガが読めたり、ポイントバックでお得に本を買う事が出来るサービスです。
専用端末であるKindle<Kindle Paperwhite<Kindle Oasisと読書好き程、納得できる高機能な端末までラインナップしております。
Kindleサービス自体はアカウントがあれば、スマホの無料アプリで読書可能ですし、Amazon製の格安タブレットFireシリーズや、PCからでも読書体験できるのですが、やっぱりKindle専用端末はEインクの白黒画面で目に優しく読書ができて、スマホの不要な通知やアップデートなど、読書に邪魔をされない、逆を言うと余計な機能が無い(ゲームやネットができない又は実用的でない等)事がこの端末の特徴です。
紙の本との違いでは、付箋や栞、またはマーカーで気になる点をチェックしますが、Kindleだとタップで印を点けた場所に一瞬で戻れるし、目次からジャンプしたり、残りのページ数や読書ペースからあと何分ぐらいで読み終えるかといった情報も表示可能です。
更に他の端末で同アカウント間で同期されるので、続きをタブレットで読み、出先でスマホで読み、寝室では目に優しいKindleで読むなんてことを簡単に出来てしまいます。
また読書好きが集まっているので、みんながマーカーで線を引いた覚えておきたい大切な部分を読みなが確認することもできます。知らない言葉も辞書機能がありますので、Amazonアカウントがある人で、未経験ならばスマホアプリで体験すると電子書籍の良さがわかると思います。
そして何よりデータなので、置き場所が嵩張らないのが最大のメリットですね。
キッズモデル購入
Kindle(無印モデル)との違いは以下より
普通のKindle最安モデルではロック画面に広告表示がありまして、広告無しモデル選ぶと更に2000円追加になり、キッズモデルと同価格となります。
となると、1年間の期間限定ではありますがキッズコンテンツ(FreeTime Unlimited)付きで端末保証が2倍の2年に、容量も4GB→8GBとこれも2倍!
そして煩わしい広告表示無しKindleと同価格のキッズモデルですが、これはひょっとしてキッズ以外の大きなお友だちも買って良いんじゃね?!となりますよね。
そうなんです。キッズモードにしない設定も可能なので、普通にお得なKindleとしても使えるのです。更に選べるカバー付き。
さっくり開封
内容物はmicroUSBケーブルのみ。ACアダプターはスマホなどの使ってねってことですね。バッテリーが最大4週間と長いのもEインクディスプレイの強みです。
今回はピンクのカバーモデルにしました。
縦162ミリ×横119ミリ
厚みは14ミリ
画面は6インチ
重さはカバー込み288グラム
充電はmicroUSBです
低解像度の廉価モデルですが、文字の解像度はキレイです。
大きく出来るし、フォントの変更もできます。そして一番安いモデルのKindleも遂にバックライト付きになったので、夜暗くても読めるように。もちろん日中の晴れた空の下でもしっかり読めます。
キッズモデルに防水は無いです。
キッズモードとは
このKindleキッズモデルを購入すると自動的に子供の書籍1000冊読み放題であるFreeTime Unlimitedのサービスが付いてきます。(後述しますが、他のAmazon対応端末を持っていると更にお得に)
ペアレントダッシュボードでは、子どもの年齢などの設定、読書の目標設定や、本ごとの読書の進捗も確認することができます。Kindleは読書のための専用端末なので、インターネットやソーシャルメディアへのアクセスもありません。※FreeTime Unlimitedの1年間の使い放題期間終了まで
後は有料期間に自動更新。プライム会員なら月額480円、その他のお客様は月額980円で引き続きコンテンツをお楽しみいただけます。Amazonアカウントを持っている管理者が子供アカウントを4つ設定できるようになります。要Wi-Fiです。
と聞くと、自動更新解除忘れて勝手に課金されそう!と思うと思いますが、安心してください。買って先に自動更新を停止しても1年間はサービス利用が可能です。(確認済み)
ただし、まだ始まったばかりか、サービスに穴がありまして、このFreeTime Unlimitedの自動更新の止め方は、カスタマーサービスに直接コンタクトするしか無いんですね。。。これ少し面倒ですが、私はAmazonのサイトから直接チャットサポートで解除してもらいました。電話も可。
後ほど確認したのですが、先にFireタブレットを持っているのですが、こちらでFreeTime UnlimitedにログインしたらKindleモデルを買ったユーザーでも別課金されるのでしょうか?と聞いたところ、1年後までは別途課金は無いとのお返事をいただきました。
なので、子供に持たせる端末で知育アプリ等は使い放題にしたくない人は、Kindleキッズモデルがおすすめ。
Fireタブレットなどの端末は個人持ちデバイスにせず、家庭内でルール作りしても良いと思います。どちらも親のスマホから子供の見守り機能がありまして、読書目標の設定や時間指定、平日と週末の利用設定などが簡単に出来ます。
子ども用アカウントの一つに自分用アカウントを登録してみました。1980年までしか設定できなかったので、子供なのに39歳ですw
実年齢とは別に年齢範囲を絞ることで読書レベルにあわせたレコメンドが出来ます。例えば小学校高学年の子供に幼児のえほんを表示させないようにできます。適切な年齢の本が数が多くて埋もれてしまうのを防止するためです。
ちなみに10歳の子供には9~12歳ぐらいのおすすめを設定してみました。学研の歴史マンガ等がありますね。子供の読書レベルに合わせてあげましょう。もちろん文学作品や小説もあります。
7歳の子供アカウントのおすすめは6~8歳程度の内容に。
おや。。。ドラえもんが・・・。
一日の利用時間設定はその家庭のルールで運用してください
ビデオばっかり見ないように学習タイム優先設定もありますよ。このあたりはFireタブレットのキッズモデルと同様なのですが、そもそもKindleなのビデオなんて見れません・・・・。
しかしながらデメリットもありますので後述しますね。
FreeTime Unlimitedサービスのデメリット
先程の画像にあったように、無課金だとFreeTime Unlimitedの1年間の使い放題期間終了までのサービスになります。何も手を打たないと自動更新の月額サービスとなります。この2千円(サービス料金年間11,760円相当、プライム会員は年間5,760円相当※月額料金の12ヵ月分)をどう捉えるかです。
そして知育アプリはモノによりあっても良いですが、ラインナップの中には単なるゲームが含まれていること。またプライムビデオもキッズ動画がおすすめに上がってくるので、このあたりは親のペアレンタルコントロールが大切です。本読んだら、ビデオオッケーね。的な使い方は出来ますが、個人的にディスプレイに向かう時間は増えるのでこの機能は使わないと思ってます。
あとキッズアカウントは4つ持てますが、子ども用アカウントの切り替えは管理者アカウントの暗証番号入力にて切り替わります。このあたりは、二人以上の子供同士で共有する場合はアカウント切り替えが子供同士で出来ないので、早急にアップデートをしてほしいものです。
そしてKindleキッズモデル固有の問題ですが、解像度がKindle Paperwhiteより低いので、マンガが読みづらいです。データが画像スキャン扱いなので、書籍によったら見づらい。子供に聞くと読めなくはないけどといったところです。ここは純粋に読書や文学作品に触れてほしいならメリットでもありますね。ただ歴史上の偉人伝を学ぶマンガにも言えるので少し残念です。あと、図鑑関係はカラーでないと意味がないのに1000冊に含まれています。あとコナンやドラえもんは学習マンガと同列にしないでほしいですね。
先程書きましたが、対応のFireタブレットがあればそちらで参照するのもありでしょう。えほんをはじめ、折り紙や工作の本ならFireタブレットのキッズモデルを推します。これはカラーの良さがあるので、使い分けが必要かなと思いました。
まとめ
という訳で、我が家はKindleのキッズモデルを購入しました。おもわぬ朗報は他のFireタブレットで対応モデルであれば権利を共有できるということでしょうか。
しかしながら個人で扱わせるタブレット類はメディア漬けにならないよう、リビングのみの使用というルールのもと運用したいもの。どこまでいっても最後はやっぱり家庭でのルールですね。そりゃそうですね。
しかしながらデメリットを踏まえても、普段から読書習慣のあるお子様にはおすすめ出来端末であると思います。そして2年間は壊れても交換してもらえるので安心して持たせることができると思います。ちょっとしたスキマ時間で有名な作品を読んでもらえたらと思います。
あと、管理者アカウントが買ったKindle本をこのキッズアカウントに選んで送ることも出来ます。試しに手塚治虫のマンガを子供アカウントで表示させてみました。親が読んで欲しい有料コンテンツも送れるのでこういった使い方も便利ですね。
こういった書籍紹介の電子書籍を手に図書館で紙の本を探すのもアリ。今まで絵本だけでも100冊は買って読み聞かせてきました。合わせて図書館もよく通っています。だからこそ10冊の絵本は重いことは知っていますし、徒歩や自転車での持ち帰りは小さい子供だと大変です。しかしながら今は沢山の手段があります。
そのひとつとしてたった追加の2000円でこの安心は大きいですね。期間限定とはいえ、手のひらの図書館と言えなくはない程の市販されている本が持ち運べるので、本好きのお子様にも安心して与えられる商品だと思います。
本当に便利にな時代だからこそ、良質なコンテンツのみを選定し、子どもたちで選定する目を養うのはとても大切で、メディアリテラシーを養うためにも、どんどん新しいものにも触れつつ、コントロールできる心も養いたいものです。そういう意味でもスマホでは受動的な通知に悩まされたり、誘惑に負けたり、あれもこれも出来る弊害を考えても、Kindleは非常にシンプルです。
バッジ機能もあり、読書の達成レベルによるご褒美など、目に見える進度もモチベーションの維持に貢献してくれそうです。親子で競って読むなんて事も楽しめますし、外出先の親のスマホから進捗状況を知ることで、出来る範囲を拡大する事も制限する事も出来ます。
但し、管理者のKindleアカウントではFreeTime Unlimitedの書籍と手持ちのKindle電子書籍と同居できないので、子供用読み放題書籍は4つ作れるアカウントの一つで対応するしか今はありませんね。
サービスの詳細は以下より
定期的な値下げもあるのでそれまで待つのもありですが、
沢山本を買うことを考えれば十分コスパ良いですね。
ありがとうございました。
記事にない買ったもののひとことレビューもあり!
読むより捗る