こんにちは@MIKS+homeです!新年一発目。今日はNASの話。食べるナスではなく、ネットワーク(LAN)上に接続することができるデータ保管庫といったところでしょうか。
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NASの要る人は高画質な写真や動画を沢山撮る人
NASとはネットワークに接続された記憶装置という意味で「NAS(Network Attached Storage)=ナス」という略称で呼ばれます。ネットワークと聞くと何だか難しいと思いますが、PCのHDDと違ってネットワークを介してそれ単体で動く、画面の無いPCのような記憶装置です。LANケーブルでルーターに接続して、家庭内の機器から有線でアクセスしたり、スマホなどからWi-FiやLTE回線を使って外部からもこのNASにアクセスする事ができます。
今まで子供の成長に合わせ、写真を沢山撮ってきました。Googleフォトなどクラウドにもバックアップしていますが、無料プランの範囲では保存画質の低下もあり、動画になるとそれは更に顕著です。高画質な元データを管理するにはPC内の1TBHDDでも既に一杯。
スマホの進化と撮れる画質の進化、画像から動画と、時代と共にPCのHDDはすぐに満杯になり、その都度外付けHDDにデータを退避したり、バックアップを繰り返して来ましたが、もはや管理が大変になってきました。
NASのメリット
そこでPCとは別の倉庫としてNASの導入です。最近では一眼レフカメラで動画も撮るようになり、更にデータ量が増加しています。
ひと昔と違いPC以外にスマホ、タブレットそしてスマートTVとネットワークに繋がる機器が増えたので、家庭内にある様々な機器から手軽に写真や動画へアクセスできたらいいな~とずっと考えていました。
わざわざPCの外付けHDDに保存していても、リビングにPCを引っ張り出してきて、外付けHDDを線で繋いで、更にそれをTVに出力して・・・子供に触らないで!線が抜けるから!データ壊れるから!・・・・・ってたまにできても日常的に見返すには敷居が高い。
だからといって撮り貯めても見返すことをしないのならば、ただのデータの塊であることには違いない。そこで前々から欲しかったNASを導入しました。スマホで見て見て!ってシェアするには数枚が限度ですよね。動画だと小さい。後で見てみて!は可能ですが、みんなで楽しむには向いていません。
またノートPCやポータブル外付けHDDのように落として壊れる心配も減るし、元データを持ち運ぶのは心臓によくありません。NAS導入により今後買い換える機器の容量に悩まされることが減り、更にはスマホやPCの買い替え時の初期コストも減らせられるのではと思っています。(後述)
NAS導入のデメリットはやっぱ価格
NAS導入のデメリットは初期コストの高さです。NASの種類もいくつかあり、現在価格比較サイト1位のNASだと3TBが主流なのですが、
こういった一般的な外付けHDDの姿によく似ています。このタイプは中のHDDの交換は出来ないですが、NAS初期コストは比較的リーズナブルです。上記のモデルは搭載されるHDDは1台。入門用としては良さそうです。
一方今回買ったNASは組み立て型キットと呼ばれるHDD別売モデルです。メリットは好きな容量の(その時の一番コスパの良い)HDDが選べる事。値下がりして手頃になってきた内蔵型HDDを買うことで、HDDの容量単価が一番安く済みます。今回買った内蔵HDDは6TBで1.1万程です。
そして上の写真のように組み立て型キットの中でもHDDを2台搭載できるモデルを選びました。更に4台以上入るNASケースもありますが、上級者仕様なのでとりあえず今回は入門用組み立て型キットのこれに。ネジ外してカセットのようにガチャンと入れて固定するだけ。
デメリットはお分かりの通りトータルコストでしょう。NASケース+HDDで既に倍近い値段ですね。更にもう一台HDDを追加するので、今回私の場合6TB HDD×2台で今なら4.5万ぐらい初期費用がかかってます・・・。なぜこれほど高いものを買うのか?は後述します。
写真見て、あれ?NAS用HDDのREDとかSeagate IronWolf
買ってないの?と突っ込まれそうですが、以下の記事を参考にWDのBLUE 6TBをチョイスしました。だって安いんだもの・・・。
WD Blueには外付けHDDなどで使用するのにも向いている。速度と合わせ、発熱と動作音が低いことも紹介したが、これらは外付けケースなどに入れて利用するのに適した特性をもっており、バックアップ用HDDとしても利用価値が高いモデルだろう。
ちなみに、WD Blueは一般ユーザーが使用するレベルであれば、RAID 0/1での使用も推奨されている。24時間稼働や業務用など、高負荷環境での利用は非推奨かつ保証もしないとされているが、チップセットが持つRAID機能を利用し、手軽かつ安価にデータの冗長性を得る用途には向いている。RAID対応がうたわれていないHDDをRAID環境下で使用すると故障率が高まるので、RAID 1などでデータを運用する場合には意識したい部分だ。
PC向けの標準HDD「WD Blue」をテスト、「全HDDの3台に1台はWD Blue」
AKIBA PC Hotlineより
まとめ
と、いう訳でSynologyの入門用NASケースDS218jを購入しました。内蔵するHDDは最近コスパが良くなった6TBモデルであるWestern Digital WD Blue WD60EZAZ-RTを2台。
運用は2台分の12TB分の容量ではなく、6TBの故障対策として同じものを複製するミラーリングです。もしも片方のHDDが故障しても、もう一方で復旧出来るというものです。(要バックアップ)
20年分の写真や動画消えたらお金で解決出来ませんしね。。。。
これだけあれば暫くはデータの保管庫としても使えるし、PC内部のデータもスマホのバックアップも全部ここに入れようと思います。
その他に手持ちの音楽を置いて好きな場所から再生できるiTunesサーバーとしても使えるし、DSシリーズである218jならばDLNAに対応しているので、一杯になったnasneの録画データの退避場所としても使えます。更に各社クラウドサービスのバックアップ先にもなるので、初期投資は高くとも上手く利用すればしばらくは安泰だと思います。
初期設定は中々難しいところもありますが、数社ある組み立て型キットの中でもSynologyは初心者に優しい方であり、ユーザーが多いでトラブルや設定でネットググる時には何かと安心です。複雑な運用をしなければ大丈夫そうなので、PCでデータの管理をしてる人なら十分検討の価値があるでしょう。
また重複しますが、iPhoneだと容量をワンランク上げるとぐんと単価が上がります。PCもストレージサイズを上げるとすぐ数万円も上がってしまいますよね。保存先にクラウドサービスも便利ですが、有料プランだと月額維持費がけっこう高くなります。
NASがあればこちらがメインのデータ保管庫になるので、数年周期で来る機材入れ替えも見据えると、ランニングコストの削減にも期待できるので、やってみる価値があると思います。
ありがとうございました。
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