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注文・建売・建築条件付きの違い


マイホームが欲しい!一戸建てが欲しい!
(マンションは専門外なので書きません)

そう思って初めに訪れる所が前回の記事にある住宅展示場です。
一戸建てを購入される方のなかには注文住宅や建売住宅、建築条件付き分譲住宅といった用語を混同してしまう方が少なくありません。
自由設計という言葉がこの辺りを不明瞭にしているのかもしれません。
今回はその辺りを掘り下げたいと思います。

ひとつは
土地と建物を別々に手配する「注文住宅」⬅このブログのメインです。
完全なる注文なので、土地の手配やローン。上モノの家の手配やローンは別で行い、
建築設計事務所を介して工務店選びをするのか、
それとも設計も請け負う工務店を選び建築するのかは自由です。
自由な故、好きなメーカーの素材や設備など事細かくオーダーメイドできますが、
逆を言えば事細かく指定をしないといけないので、完成までの道のりは長いです。
面倒な方はデメリットにもなるでしょう。

しかし、設計士やインテリアコーディネーター等と何度も何度も打ち合わせをすることで、自分のイメージを形にできる良さがあります。
詳細はいずれ書きたいと思います。


次は既に一戸建てが完成している「建売住宅
その家のエリアや周辺状況、建物を実際に見て購入するか検討出きるので分かりやすい。

中古住宅もその点は同じだが築年数が古いと今の建築基準法以下の物件になる。
そして建築基準法自体が今の住宅耐震基準等の順守されるべき最低ラインの法律であるので、それらを理解して購入・改修する必要がある。

新築の建売住宅も、やはり新築といえど傷みはでてくるようです。
建ててから1年ぐらい売れていない家でしたら、最低1割引は妥当かと思います。
1年を超してしまうと中古物件になります。保証うんぬんも注意すべきところ。
そして傷みのチェックは念を入れて望むべきです。

厳密に言えば施主の居ない工事ですので、いい加減な施工されていても判断できません。
また売れ残ったには理由がありますよね…よくよく考えてご判断ください。


そしてこのブログをお読みになっている方は既に新聞の折り込みチラシ等をチェックしていると思いますが、
不動産のチラシに土地付きの一戸建てを目にすることがありますね。
これは「建築条件付き住宅」と呼ばれるものです。
主に地元の地域でやってる不動産業者(地域ビルダー)が土地と家をセットで販売する分譲住宅です。
土地単体で買うよりも安くいい土地が買えます。
広くエリアで土地を買い取り、その後、数軒から百軒単位で分譲するので、割安で土地が買えます。
また自宅の周辺環境が一緒に開発されている規模の大きい分譲地だと色々整っていますね。
メリットはコレにつきます。

例えば子育て世代だと、よく似たライフステージの家族が集まりますので、子供達もこれから共に育つには良い環境だと思います。
地元の古くから続く土地だと、少子化の影響もあり、子供も少なく同じ世代同士が集まるコミュニティの形成も難しい場合があります。
その点大規模分譲地だと、大きな公園は小さな子供で賑やかだったり、通り抜け対策等で車の入り口を数ヶ所にコントロールしている場合があり、住環境に配慮があります。

この建築条件付き分譲住宅は、自分がお気に入りのハウスメーカーで建てる事は原則出来ません。(建築条件付きの業者の家がお気に入りの場合は除きます)

しかし、建築条件付きの土地から、建築条件を外す事が可能な場合があります(条件外しと言います)この場合は分譲予定の土地の値段に上乗せする事で外せる場合があります。
大規模分譲地の中でも買い手が長期でつかなかったり、他のビルダーに区画の販売件が移った場合に出来ることがあるそうです。

また、分譲開始より早めにいい土地は他の人から押さえられる可能性があります。
近くで気になってるエリアがあれば現地に看板が出ているので早めにアプローチした方がいいでしょう。次期の分譲情報も手に入れるチャンスです。

建築条件付き住宅の中には注文住宅の様に広告等で表現されていますが、
実際は間取りのプランや設備のランクを決めるだけのものが多く、
松コース・竹コース・梅コースみたいに大きく分かれていますが、
基本、指定メーカー内の設備になっています。

設備もその指定枠を越え、希望のものを揃える事はできるのですが、
一括買い上げの設備外になるので、この業者さんの言われた価格で買うことになります。(今回は施主支給を除きます)

また、間取りも自由設計とありますが、決められたパターンの中から選ぶ事が多く、
土地の向きや形状、隣の家との兼ね合いで間取りの自由度は、実際は低い事が多いでしょう。

家の形状や工法、設備機器やインテリア、その他詳細までこだわりのある方は注文住宅がオススメ!こちらは詳細まで指定できるので、根気とパワーが必要ですが、良くも悪くも頑張り次第で意に沿ったものとなるでしょう。

建築条件付き分譲住宅だと、その点に関しては簡単に決めることができるでしょう。
実際に打ち合わせ等の回数は注文住宅に比べて少ないです。
建築条件付き住宅のモデルハウスを見るとその家の特徴を見てとれます。

大手ハウスメーカーのモデルハウスに比べ、現実味を帯びているので実感はしやすいとおもいます。分譲地にあることが殆どなので、実際の住環境を知るには良いので、必ず数回は訪れたほうが良いと思います。
実際の立地する土地とは違うので(売れ筋の場所が多く周りにまだ家が建っていないので明るい)その点も注意すべきポイントです。

次回は更にその際に見るべきチェックポイントを書きたいと思います。
全て素人による経験談になるのですが、幾度となく契約直前まで迷った身として、
参考になればと思います。



まとめ
・一戸建てには建売住宅・建築条件付き分譲住宅・注文住宅がある。

・建売住宅は完成しているのでイメージは掴みやすいが注意すべき点もある
・建築条件付き分譲住宅は土地と建物をセットで購入するが土地は割安で得ることができる
・建築条件付き分譲住宅の選択肢はルールがあり思っているより少ない

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