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【iPhone】【コラムその5】創業者の気持ち

こんにちは@MIKS+homeです!

連載5回目、このあたりから単なる備忘録・・・。

ガジェット愛全開で書き溜め、咀嚼し、元がなにかわからなくなっていたものを連載で吐き出してみます。



引き続き脳内ポエムですのでその道を知らない人は、完全スルーでよろしくお願いします。


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創業者の気持ち


※あくまで素人の一個人の妄想日記です。大手ガジェットサイトライターさんの、ポエム和訳風記事の感じでお楽しみくださいw


iPhoneが嫌いになったわけでは決してない。
高い価格とAndroidフラッグシップと変わり映えしないApple得意の後出しジャンケンに、またモヤッとした感情が芽生えた。(結果はいつも通り完成度高く、一般的な層にも浸透し、市場を引っ張って行くのは言うまでもない)

最近はライバルGalaxyや中華スマホ、HUAWEIの台頭や、Google Pixelの出来が良かったから、なおさらそういう思いも間違えではないと以前より自信があった。

この頃にはMVNO界隈も賑わっていて、「MNO」とか普通に口に出てしまい「あ、大手3キャリアね。」とあたかも一般化したWi-Fiと同列に語ってヲタク化している自分を隠した。

正直言うとXの発表前は、10周年モデル故に期待していた。

3G時代ぐらいのゲームチェンジを期待したし、いっその事スマホ自体の終焉も期待した。


期待値が高すぎて発表を見た後、その反動からAppleはイノベーションを忘れたトノサマだと自分に言い聞かせていた。だって今回もまたAndroid界隈には既にあったものばかりだったから。


価格に対してワクワク感が低く、気分はウォズそのものだった。


ホームボタンを無くすなんてもうジョブズの遺言ノート(勝手な幻想)に載ってないぞ!と沈みゆく帝国論を再度押してもみたが、どこもそんな悪い数字はなく、クック船長は難なく記録を塗り替えてゆく。

「そうだ、彼は在庫管理のプロだった。その冷静な手腕は見事で、大きな船の舵を取るには十分な逸材だった。」だからジョブズが選んだんだったと思い出した。

だって今回のXSの発表でも、先の先を見据え、「買い換えずに長くiPhoneを使ってほしい」と言い出した。環境負荷のコストなんてハッキリ言って利益至上主義の会社には出来ない事例だ。

自分は身勝手なアナリストと同等の思考回路だった。この間、7で十二分だと言い聞かせて来たのに。記事を書いている左手にはApple Watch焼けの跡がついている。

そう、8とXに目移りしないように、この間、AndroidやApple WatchそしてAmazon Fireなんて気がついたら飛び道具に慰めてもらっていた。

それでも満たされる事は一時的であり、こじらせたままGoogle HomeとAlexaを家族に迎え、操作されていることが何故か私のガジェット心を満たした。



前置きが死ぬほど長過ぎたが、今回のiPhone XS登場について語ろう。10周年のお祭り騒ぎの翌年の登場である。あれだけ高い高いとパパに放り投げられていた高さは今や大して高くはなく、XSの登場は更にマッチョなパパに投げてもらった景色そのものだった。

今回もアナリストの放言に乗っかるフリをして我慢していた。彼らこそ正気なんだと。よく周りを見ろと言われるかの様に、世間をいろいろ見渡し自分なりの中道を養った。

SAMSUNGやHUAWEIだけじゃなくOPPOやXiaomi、OnePlusなんて声も聞こえてきてるじゃないか。それでも結局カメラが小気味よく立ち上がるからと言い聞かせてきたのに、向こうは眼を沢山増やし、メモリやバッテリー増量の力技で必死にイノベーションを探っていた。

が、相変わらずクック船長は民衆を虜にしていた。イノベーションが少ないなんて意見は端から想定内で、「冷静に考えてみて?!Sですよ。所詮Sです。過去の流れからしてパット見、見栄え一緒でしょ?」と言わんばかりの発表である。

去年のお祭り騒ぎで騒いだXは、高くとも新しい時代のiPhoneは売れるという既定路線を見事に作り上げた。今思えばプレミアムモデルなんて言葉はどこへ行ったのだろうか?

10周年なんだから・・・今までお世話になってきたから・・・そんな気持ちを飲み込んで

これがスマホイノベーションの山頂だ!ホームボタンなんて過去の遺産だ!ジョブズ神話との決裂だ!ホームはクックだ!船を出せぇぇぇ!!!!


そう心に言い聞かせてイノベーターやアーリーアダプターは前進して行ったが、忠誠心の弱い古参兵は取り残された。

周りを見すぎたのかな・・・。

この手法には何度も何度も見た景色であり、逆に世界有数の破格で投げ売られるこの国のiPhone狂想曲を利用し、少し遅れて安く手に入れたりもした。

iPhoneに至ってはMVNOよりMNOが安くなる場合があった。ピークタイムの通信スピード早いのに、トータルコストが安いとかどうかしてるぜ!

安いからと我慢していたMVNOはiPhone購入となると、端末費用を含めると、トータルコストはひとたびMNOが逆転したりした。

特に型落ちiPhoneとなるとそれはそれは顕著である。最新型のiPhoneをセット販売できないMVNOを尻目に、この国ではiPhoneの廉価版なんてものはあまり需要が無かったのかもしれない。一般的には。

スペックよりも何よりも、平均維持価格の半額以下の料金で手に入れる事で、高すぎるiPhoneをどこか許していたし、アーリーマジョリティ辺りで十分ガジェット好きと語って良いのかと思うようになってきた。



もう一度言う、iPhoneが嫌いになったわけでは決してない。

天国の彼は今何を想うのだろうか?!

だめだ、もう途中離脱したコトケ(キ)のような気分だ。


6SからXに乗り換えた人達は、親指より顔でしょ?まだ手袋外してんの?とドヤしたい気持ちと裏腹に、やっと防水だし、FeliCa対応だし、結局iPhoneも7でガラケーの進化に追いついてんじゃん的な話もあり、ホームボタンiPhoneの歴史的終着点を1年も我慢した彼らも、同じように忠誠心を消耗しては、葛藤し、補充して行った同士だったのだろう。

彼らは2年の沈黙を破り6s時代から、ようやく隣の芝を見る日々から開放されたのだ。もう雨ぐらいじゃ動じない。Androidの防水?バッテリー熱くないの?と一途に、頑なに、直向きに、

iPhoneの敵は次期iPhone!と信じる戦いから逃げなかった戦士達なのだ。


読むより捗る

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もう仮面ライダーやワイルド・スピードのようなネーミングもAppleが言うのだから何もおかしくはない。まさかのアイヴがこのネーミングを許したのだ。

「S」の手前のアルファベットである「R」だって、ブランド力の差でしかない。多分、次のXRに有機ELが乗っかれば。いや、たぶん来年にはサラッと乗っかるはずだ。

「5C?あれ良かったよね。出たときジョニー楽しそうだったし、色かわいいし!」と言っときながら、所詮、廉価版だよね。と見下していた。そんな自分に誤りたい。

今回は先程廉価版に需要がないと書いたXRが絶妙なのだ。

なぜなのか?

それはAppleの草刈場は型落ちモデルである。これまでフラッグシップは1台売っても正直投資に見合わない。型落ちになり、安定供給する事でスマホ後進国で莫大な利益を生み出していた。

もちろんコストダウンだけが利益ではない。これまでは良かったが、Xからは更にプレミアム路線で利益率を上げてきた。そう、もう過去の手法では舌の肥えた民衆を騙せないからだ。

だから「R」は価格を下げてもスペック上は、2ランクダウン出来なかった。CPUもXSと同じA12 Bionicを載せてきた。XはA11Bionicだった。バイオニック・・・。

かつてのiPhoneもSE以降から型落ちした後、ひっそりと公式ストアのみ容量をリニューアルしてきた。これが、散々語ってきたように私が6以降すんなり新機種に買い換えなかった流れである。だから騙されないぞとの思いが常にあった。しかしながら彼らは更に上手(うわて)だったのだ。

詳細は次回に記すとして、師はそんな言葉も残してたっけ・・・。


「消費者に、何が欲しいかを聞いてそれを与えるだけではいけない。完成するころには、彼らは新しいものを欲しがるだろう。」

彼が言っていた通りの道を、ただただ10年歩き続けていた。


次回へつづく




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