あけましておめでとうございます。@MIKS+home です! 更新が滞っていましたが、本年もどうぞよろしくお願い致します。
年末年始にPC環境を一新しました。
それに至る前までの備忘録からまとめ記事でスタートしたいと思います。
その前にいつもの!
林檎歴
Mac歴15年の一途な林檎教の信者だった私、このたびWindowsに逆switchすることになりました。
逆switchと書いて、解ってる人はガジェット好き!そのあたりに至るまでをつらつらと。
今はアラフォーガジェットおじさんなのですが、 ガジェットヲタクになる原点ともいえる時期に遡ります。2002年頃ですか、 当時学生だった私は初PCを喉から手が出る程渇望していました。
個人のPCならネットも写真も音楽もこれ一台に集約できる!その思いが日に日に募り、それまでは親の持っていたPCやゲーム機などで、インターネットの楽しさや可能性に触れいていましたが、決して満足行くものではありませんでした。
当時はWindowsでも輝かしいOSであるXPが爆発的に売れた時代、 郊外のベッドタウン なのにたまたま近くの家電量販店がApple製品正規代理店でした。
そこに
Appleとの出会い
白い什器の上にカラフルなApple製品が鎮座していたコーナーに通い詰めては夢膨らませていました。PDAとかも流行ってた時代です。今思えば、あそこはミニアップルストア的な感じ。
今では考えられないくらい業績がやばかったアップルが、ジョブス復帰でどん底から這い上がり、「リアルピープル」広告キャンペーンと題して、事務機器な見た目が大多数のWindowsPCから、Macにswitchする人はリア充だぜ的なネガキャンを行っていました。
今思えば単なる偏見なんですがw
それがジョブズの流儀でした。当時はIntelも罵ってたなw
今は時代が一周回ってPCが無くても、スマホオンリーで十分だよ的な家庭も珍しくはないのですが・・・当時は PCといばベージュやグレーの箱だった時代。珍しかったのはSONYのVAIOくらい。
そんな時代にスティーブ・ジョブズがTVCMにドヤ顔でカラフルなiMacを見せ 「ピザを買うならMac買おうぜ(リア充なら)」的なセリフを言っていた気がします。曖昧な記憶ですが、詳細はちょっと違ったかな。てかしっかりググってもアーカイブない。
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念願の初Mac
そんな頃、貧乏学生が無理して買ったのがeMacでした。MacBookの前身iBookと悩みましたが、当時はモバイルとデスクトップでは雲泥の性能差がありました。eMacはiMacの教育機関向けモデルでコスパが良かったのを覚えています。
これ買った時はAppleも市場では勢いがあって、iMacのフラワーパワーとかダルメシアンとか今思えば、ジョナサン・アイヴもよく許したな的なデザインラインナップ。カラフルな模倣品のWindowsも市場には出たりしていました。
以前はMacは高嶺の花でした。しかしこの頃にはMacはもうお医者さんの趣味ぐらいの価格では無くなり、名実共にパーソナルなコンピューターになってました。
まぁMacで同じことを実現するにはマイナー故のコストかかっているんですが。。。 そこは今も変わらないお布施っていう奴です。
確か買った時はMac OS X 10.2 Jaguar。Super Drive(DVDドライブ)積んでただけで未来でした。一心不乱に部屋中のCDやレンタルCDをiTunesに取り込み、デジタルジュークボックスに未来を感じていた気がします。
同じ時期ですとiPodのWindows解放の時期と被って来ます。 そこからiPodの躍進は御存知の通り。
まぁ本当に凄いのはiTunesやQuickTimeなんですが。マニアしか分かりませんね。。。
マジョリティとマイノリティ
GreenDayの曲ではないんですが、左気味の若者は一度は夢見ます。 仕事柄、 Windows以前からPC98シリーズやマイコンを使ってきた親父にMacの魅力を語っても、そんなものは絶対に主流にならん的な扱いでした。
以前からセガサターンやドリームキャスト、PCエンジン等も渡り歩いて来た マイノリティ万歳な私は、ヒッピー世代なのにIBMの様な親父にハンマーを投げるべく、ゲイツVSジョブズになぞらえて対立していきました。
思い返すとカメラはPENTAX、車はMAZDA、バイクはKawasakiとやはりマイナー素質ありw
話は戻り初Macから遡ること数年、音楽や芸術のカウンターカルチャーが世の中をひっくり返すと信じていたのは、若気の至りか黒歴史。
ジョブズの描く未来が本当に数年後に現実になってゆくマジックに魅せられたのか、心地よかったのか、個人レベルで何かを作る事が楽しかったのか、芸術系の大学に進んでました。
学生に開放されていたPCルームは全てカラフルな初代iMac。この特殊な環境が自分たちには当たり前でした。
イラレで綺麗なフォントで印刷できる事が目新しくて、創る道具としての美しさやUIやUXの愉しさを刷り込まれたんだと思います。
長くなりましたが、そこからジョブズのデジタルハブ構想に魅せられるまま、
eMac(G4)→iMac( G5)→MacBook(CoreDuo)→ MacBook黒(Core2Duo)→ iMac(QuadCorei5)
とデスクトップとノートを行ったり来たりしていました。
余談ですがMacBookのCoreDuoからCore2Duoぐらい早いサイクルで、しれっと現行型MacBook Proもサイレントアップデートしそうですね。現行MacBookもそうでしたし。
VIDEO
後に当時買えなかった大福iMacも手に入れました。
しかし 貧乏マカーだったので結局最後までProモデルは買えなかった。。。それでもそのデザインや使い心地には満足度は高かったです。
いま思えばシンプル好きはこのあたりから培われたのかもしれませんね。
それぞれの時代に色々なAppleの思い出がありました。iPodもMD全盛期だった頃にドヤ顔させてもらいました。裏の鏡面仕上げなんか大切に磨いたものです。 友人に見せても当時は何それ?でしたけど。
後でiPodminiが流行ったころに鼻高々だったのはいい思い出です。
その頃には動画編集も覚え、イベントのDVD等も作成したり、Macは何かを作る良き道具となりました。 当時のシェア的にも5%前後、多くみても10%は無かったの。 現実は1~2%ぐらいの生存率。
それでもネットのコミュニティは以前強く、何かトラブルがあると古巣のMacユーザー達は情報交換や助け合いが当たりまえな環境がありました。懐かしいなぁ。回線の向こうに人が居る事がひしひしと伝わってくる時代でした。
Macの話はこのあたりで
次回はiPhone辺りを
ありがとうございました。
ウォルター・アイザックソン 講談社 2011-10-25
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