今日は2階の続き。前回記事では2階の間取りと収納を簡単に紹介しました。今回は画像を交えて部屋の詳細とこれからの計画をご紹介します。
広さを畳で表すと
10畳の子供部屋(A & B)
6畳の主寝室 (C)
4畳半のロフト (D)
4畳のファミリークローク
1畳のトイレ
合計すると25畳半の部屋と3畳半の廊下、外に2畳半のベランダしかありません。仕切られた収納は別途無く、あるのはファミリークロークのみです。
10畳の子供部屋は半分の5畳として2部屋(AとB)に分割するのですが、隣接する4畳半のロフト(D)は将来主寝室(C)の収納スペースとして使う予定です。それまではもう一方の部屋からもアクセスできるスペースとして使っています。
子供部屋について
今は主寝室になっていますが、将来子供部屋になると思うので10畳の子供部屋と記載しています。
(反対側の写真無くてすみません)
入居当時は何もないのでスッキリしています(笑)今はモノが増えているのでここまで広くはありませんが、収納が無いので不動産の折り込み広告と違い、図面と実際とのギャップはさほどありませんでした。
我が家の場合910mmピッチでこのような感じです。凸凹していないのと、光の入る量、壁紙の白なども広さを感じるには大切な要素ですね。
壁紙が貼られる前は流石に狭いと思いました。建てられた皆さんもそうだと思いますが、色ってすごく影響しますね。
この子供部屋、2つに割り5畳の長方形になるともちろん狭くなるのですが、それまでは現状維持をキープできるようにできるだけモノを置かないように頑張ってます。
仕切った後の部屋に向けて
窓を原則2方向取っていますが、真ん中の部屋がロフトと分断された場合、一方向しかありません。そこでウインドキャッチ連窓を採用しました。
(YKKap公式より)
種類が違うのですが、このタイプの窓です。我が家の出入りできる掃き出し窓以外は、ロフト以外すべてオペレーターハンドルの立て滑り出し窓にしています。
ハンドルをクルクル回すことでガラスが扉のように開き、風の出入り量を調整できます。一般的な引き違い窓よりも、効率よく空気を取り込むために、逆八の字に開くようになっています。
(YKKap公式HPより)
この仕組みにより、壁に挟まれた真ん中の部屋にも風がまわり、夏場など蒸し暑く感じやすい弱点を克服できたのではないかと考えます。室内廊下側へ入り口を空けたままでも良いのですが、やはり常には現実的ではありませんね。
詳しくはYKKapの公式HPをご覧ください。こういった窓がある事で、だめだと思っていた間取りも考え直す材料になりますね。
割った際のエアコンについては後述します。
主寝室について
主寝室にするには少し寂しい6畳です。ウォークインクローゼットを作っていたら生涯、ずっと主寝室確定だったでしょう・・・。子供に与えるなんて発想すらないと思います。この部屋、ロフトと統合する可能性が高いだろうと広さも位置も写真のようになりました。こちらから梯子にてアクセスします。
写真右手が西側です。主寝室は日中過ごす事が少ない部屋ですので、定石通り西と北側に面しています。西日を遮ると夏場は快適ですが、全く窓を取らないと明るさや風の取り込みには不都合です。天井近くでもいいので窓は欲しいですね。
一段上がったロフトとの間に軽い間仕切りを入れています。ここは圧迫感を和らげるためと、ロフトとの空間のゆるい繋がりを持たせる為に天井まで壁を立ち上げませんでした。この壁の内側のみ、緑の壁紙で遊んでみました。
壁自体を少し奥にずらす事でTV等を置けるスペースを確保しています。真ん中の四角い穴はケーブル類を裏手壁側に隠してしまう為にあります。これでTV以外の配線やHDD等がスッキリ出来ます。大きめのPCでもいいですね。
横には造作棚で写真やDVDなんかを飾れる様にしました。ここはプライベートなスペースなので実用的に作ってもいいかもしれませんね。
実際、子供部屋側にロフトを入れこむ場合、この立ち上げた壁は壊さなくてはなりません(涙)それでもロフトはあって良いと思います。今でもリビングの開放感を閉ざしてまで、この部屋を、隣接する部屋の収納部屋にすれば良かったとは思っていません。
次に目にいくのは下の凹み。これ実は6畳というより4畳半の真四角のロフトの下部分であります。高さの違う床の重なる部分です。
1階リビングから上の高天井を見ると四角く見えるんですが、よく見ると少し長方形に見えます。
それが上記画像の赤い丸の部分ですね。この凹みの部分で小さくなっています。設計士さんに無理いってお願いしています。多分、施工例ないんでオリジナルです。
ここに無印良品のPPシリーズの出番です。小物類は全て下に入れ込む事で、スペースを広く使えるように工夫してみました。
(無印良品HPより)
ポリプロピレンって便利ですよね。連呼できちゃいます。中身もうっすら見えるし、組み合わせ次第で細かなサイズ調整できるので本当助かってます。
1階の空間と繋げてしまおうと考えた事もあったのですが、やっちゃわなくって良かったです。さすがにそれはうるさいと思います。暖房的に冬場は良さそうですが・・・。
ロフトで繋がる
ロフトの写真はコチラ、子供部屋側から見た様子です。ここだけ居室ではありませんので。窓の開閉方向は上下になっています。すべり出し窓というタイプです。引っ越した当初は絵本や遊ぶスペースに使っていました。
子供って高いところがあれば無意味に上りたいものです。今は布団の上げ下ろししているのですが、布団敷いてもここはおもちゃの安全圏です。
子供部屋にはIKEAのTROFAST置いてみました。あ、階段にも見えなくは無いですね・・・。説明書に書いてます通り、壁に固定しないと倒れてしまいますよ!気をつけましょう。
現在ロフトはちょっとした学習スペースとして机を並べて使ってます。
※ロフトのアクセス方法について各自治体によるルールがありますのでお調べ下さい。
エアコンについて
意外と忘れがちなのが、エアコンの位置。それも室外機の設置位置とエアコンの配管穴との距離。家電量販店でお願いする場合、標準工事費に収まるかも予め調べておきましょう。
またカーテンレールやエアコン取り付け予定位置、幅や大きさなども調べておかないと、あとで機種を選択肢が絞られてしまったりします。
子供部屋のエアコンも各部屋に設置するように計画しておりますが、今は一室空間ですので各階1台で過ごせています。室外機は壁吊りではなく1階へ下ろす予定です。
ロフトの部屋は夏場暑くなりやすいので、エアコン設置位置はロフト真横の主寝室側に設置しています。これにより横方向のルーバーでロフト側にも風が送れるようにしています。
こちらの室外機もベランダでは無く、真下の1階に下ろしています。室外機カバーや雨樋がジグザグに這っているのってあまり好みではありません。
因みに我が家も2階のエアコンは、予想通り家電量販店の標準工事範囲外でした。追加料金は約+15,000円でした。配管が縦だと雨仕舞いも、化粧カバーの色味と白い外壁のとの差もいい感じです。
後で知ったのですが、化粧カバー自体に色のバリエーションが殆どありませんね・・・。また機密度の高い家はエアコン施工もきっちりしてくれる業者さんを探しておきましょう。
隙間空いてしまうと意味なくなってきますからね・・・。
因みに我が家の気密シート施工の場合、先にエアコン入る穴は空けてカバーで蓋されています。この穴をきちんと埋めないと機密度下がります。
いかがでしたでしょうか?
ちょっと今はトリッキーな部屋かもしれませんが、ライフステージの変化とともに一般的な形にもなれる2階のご紹介でした。
〇〇部屋と決めずに家族で引越しなども面白いかなと思います。それは公平であってしかも各部屋が片付くでしょう。
懸念されるのはいつか2階が物置になってしまう日です。そうならない為のプランとして使える部分があれば嬉しく思います。
ありがとうございました!
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