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仕切りなおす2階と家族収納 〜未完成がポイント〜

こんにちは@MIKS+homeです!feedlyもやってます!今日はやっと2階のご紹介です。あ、どうぞお上がりください






未完成な2階?!


1室空間で緩く仕切っている我が家、吹き抜けは無し。一般的な家と同じく2階とは階段でしか繋がってはいません。現在は2階の部屋は繋がった1つの空間となっています。


当ブログに何度か来た方はご存知でしょうが、◯LDK必要だとか、ここが◯◯室でこっちは〇〇室だとかは、住んでゆく過程で変わるものだと考えて、ここまでエントリーして来ました。

無印さんの家も◯LDKと表すには失礼になるかもしれないですが、大体30坪クラスでは3LDK +フリースペースが多く見受けられます。私が見た物件だけですが、これでは変化させようにも割りづらいだろうなと思いました。

だからこそ我が家は、間取りも一緒に育ってもらおうという計画にしました。つまり未完成です。




分かれる子供部屋


2階は狭いながらも今は10畳の部屋がひとつあるのですが(便宜上、子供室と書きます)現在は子どもが小さいので家族の主寝室的な位置付けです。将来2室に仕切り、個々の子供に与えようと考えています。

我が家の場合、子供が男女別と計画段階から決まっていたので、いつか別室を望む日が来るだろうと考えました。広さが違えど、1室を2つに割るのはよくあるパターンですね・・・出入り口や建具は2箇所に分散して先に作っておくアレです。それまでは1室として広く使えるから合理的です。




戻れる子供部屋


肝心なのはそのもう一つ先!子供が家を離れた際はまた1室に戻せる様に計画しています。よく子供が独立したら個々の小さな荷物部屋になってしまうパターンをよく見てきたからです。日当たりや風通しの悪い部屋は将来の物置になりやすいですね・・・。



だから収納辞めました


この10畳の子供室、将来2つに割ると長方形の5畳。半畳の収納を作ると歪な4畳半、これではあまりにも内部が使いづらい。ベッドと机でほぼスペースを専有してしまうし、レイアウトが実質決まってしまう様なものです。


そこで少しでも広く柔軟に使えるようにひとつの解決策として、この10畳の部屋に収納を取りませんでした。作り付けの収納の前面はモノを取り出すスペースが決まってくるので思い切って取りやめました。


室内側に扉の開く半畳のデッドスペースを作りたくなかったというのも理由です。2箇所の出入り口の扉も室内側に場所を取らない引き戸にしました。


収納が無いと実際は衣類も必要だから不便だし、結局狭くなるだろうと思いますが、この問題に関しては別室で管理する方法を取りました。


収納の行方


じゃあどうするの?となるのですが、各部屋の押入れ相当のスペースをを1箇所にまとめてみました。この衣類等の収納対策として、4畳の収納部屋をつくりました。衣類を一元管理し、衣替えはこの部屋の中で完結するという発想です。それがファミリークロークという考えです。


ウォークインクローゼットを採用するご家庭は多いと思います。でも主寝室に付属する場合が多いですね。2〜3畳程のウォークインクローゼットでも思ったより衣類は入らないし、狭いのに家族の衣類なんてまとめられるの?と思いますよね。




ファミリークロークはその大きさから部屋のような位置扱いです。どういう事かというと廊下に面しているのがポイント。

我家の場合この部屋は4畳なので、主寝室付属レベルかよwと言われかねないですが、ここは主に家族が使う2階。廊下までも衣類の広げられる場所と兼任させようではないかと企みました。






開いたり閉じたり



過去記事の我が家の狭い玄関土間的な発想と同じで、通り抜けるだけの廊下はもったいない!で、このファミリークロークの出入り口が横1畳の1800mm程に開口できるようにし、前面廊下も衣装ケースの広げられる試着スペースにと考えました。




中は無印良品のストッカーが山積みです!引き出しの入れ替えだけで中身の移動もできて便利です!扉を開けた先の廊下には全身の姿見鏡があり、ウォークインクローゼットの暗く狭い空間というイメージを少し和らげてくれました。2階に急な来客の場合、視線はとりあえずシャットアウト。




2階の部屋割り


2階は10畳の子供室、6畳の将来の主寝室(今は主に室内干しの出来る私の部屋ですw)と4畳半のロフトがあります。子供部屋と主寝室はどちらにしても構いませんね。子供が小さいとロフトを遊び部屋にもできます。次に2階トイレそして、4畳のファミリークロークで全て。子供部屋と廊下は今は回遊できる間取りになっています。(下の2.5畳はベランダ)





ロフトの使いみち



2階で唯一廊下に面していない部屋、それがロフトです。ちょうど1階リビングの高天井の真上のスペースです。4畳半の四角い部屋なのですが、天井高1400mm以下なので居室ではありません。このロフトスペース、今は収納ではあるのですが、10畳の部屋とも6畳の部屋どちら側とも繋がっています。部屋を割ることになった時に、どちらかの部屋に統合させようと将来に選択肢を持たせてみました。





図解するとこうです。10畳の部屋は将来部屋割りがひつようになった時期に平等にAとBの5畳ずつに分けてもいいし、場合によってはB+DもC+Dもアリという事にしました。

工事する部分はAとBの間仕切りとロフトDの片面の壁です。その際にかかる工事費はある程度聞いて想定しています。また割った際のエアコンの設置位置計画も済ませてしまいました。将来どう仕切るかはそのとき次第。


子供の性別も違うのでそれぞれのモノの扱いが変わってくるのも判断材料になるでしょう。このちょっとした楽しみ、それまでは自由にそして柔軟に住まおうと考えています。


またそのもっと先には身体機能の衰えもありますから、その都度で生活の割りを変えたり、今のような1つの繋がった空間に戻すのも良いかなと思っています。




個々の部屋の使い方




個々の子供部屋の収納は愛用している無印良品の収納シリーズやIKEAの家具やワードローブ、本棚等を選択させようと思います。それまでは10畳ですので、二段ベッドや机2個分の長いデスク等も取り入れたら面白いかなと思います。


今は昼間はフリースペースで、夜は床に布団を敷き寝床なのですが、IKEAのブランコが活躍しています。子どもたちほぼ毎日遊びますね。雨の日も大活躍です。


実はコレ、自分たちが安易に家具を増やさない為の戒めとしても機能しています。ルンバが家を綺麗にするより、ルンバのために人間が床にモノを置かないようにする原理です(笑)




やっぱり2階も四角い

何をしようも延べ床面積は約30坪という制約付き。

土地に対して最大限に広く取りたいと総二階になりました。これはコンパクトな床面積を逆手に取って、耐力壁を外周で持たせるよう設計して貰いました。家の形状も総2階の箱型です。


建築条件付きの分譲地はビジネスが違うので形状からコストは単純に比較できませんが、注文建築は基本施主の言った通りそのままコストに帰ってくるので、土地の形状にも影響されますが、この四角い家は耐震強度とコストのいいとこ取りだと考えています。


しかし、人によれば間取りに無駄なエリアができやすいので不人気かもしれませんね。今回の記事もひとつの例として参考になればと思います。




いかがでしたでしょうか?


1階の様にリビングの壁が動くと思いきや、2階は将来仕切りが変化するように作ってみました。家族内の引越しも楽しいかもしれませんね。次回は各部屋を少し掘り下げて書けたらと思います。


ありがとうございました!

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